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川口市 ヴァロッサ・バレンティ カクトワールチェア座面の張り替え

川口市 ヴァロッサ・バレンティ カクトワールチェア座面の張り替え

川口市で整体サロン705を経営されているお客様より、ヴァロッサ・バレンティカクトワールチェアの生地張り替えのご相談を頂きました。

ヴァロッサ・バレンティの上品なシルエットが特徴のカクトワールチェアです。状態も良く使い勝手も良い椅子ですが、座面部の生地が経年変化により割れを起こしてしまっており張り替えのご相談を頂きました。
また、座面部が硬く長時間座る事が難しいとの事でしたのでウレタンやベルト交換などのご提案もさせて頂きました。一部フレームのガタツキもある為、椅子の状態確認しながら作業にあたりました。
今回、背面部はそのまま残して座面部のみの生地を張り替える為、生地見本よりお色・雰囲気が近い生地をご選定していただきました。
座面部のウレタンも交換し、座り心地も改善されました。また、オリジナルを踏襲した座面部のステッチ加工も大変喜んで頂けました。

画像はお客様のお店「整体サロン705」でご使用されている様子です。アンティーク家具に囲まれた落ち着いた空間でお客様のこだわりを垣間見ることが出来ます。

この度はご依頼を頂きまして誠にありがとうございました。

<施工前>
座面部の生地に経年変化によりひび割れを起こしている。

<施工中>
座面部の生地や鋲を丁寧に剥がして、ウレタン材や下地材などすべて取り除く。

<施工中>
フレームに異常が無いか確認していく。グラツキが有る為、ホゾ部を一部分解し再接着修理を実施。無理にフレームを外すと破損する恐れが有る為、様子を見ながら慎重に作業にあたります。ホゾを再接着後、経過観察の後にベルトの交換やウレタン材の交換などを実施していきます。

海外製(スペイン製)ということもあり、ウレタンがモールドに近い素材で作られているため、かなり硬い座面になっておりました。下地材のウェービングテープもタイヤのゴムの様な素材でしたので、普段使いの椅子としては厳しいものでした。今回張り替えにあたり、一般的な家具に使用されるウレタン・ウェービングテープへ交換致しました。ウェービングテープはドイツ製のウェービングテープでヘタリにくいですが、張りがあり座り心地の良い座面になります。

<施工後>
座面の下地材を交換後に生地を張り完成。
ステッチ加工も入れましたのでオリジナルを踏襲した仕上がりになりました。完成後、お客様にも気に入って頂き担当者としても嬉しく思います。この度はご依頼を頂きまして誠にありがとうございました。